東ロンドンのメインストリート、Brick Lane。
古着屋、アンティーク屋、ガラクタ屋、バングラデシュ街、カフェ、レストラン、バー、ベーグル屋となんでもあって、週末は竹下通りも真っ青なくらいの人、人、人。世界中の料理の屋台も大集合!
今日(6月19日)はAnotherMagazineの記事に乗せられてArt Car Boot Fairに来てみた。
開場前から長蛇の列で、なんだなんだと思ったら、みんなのお目当ては格安ダミアン・ハーストとトレイシー・エミン。ダミアン・ハーストの限定75枚の版画が£300。
YBA(Young British Artist)のGavin Turk(ギャビン・ターク)がサインした£25の卵を買い求める列も。あれって、ゆで卵かなあ、生かなあ?と思いつつ、私はSt. John Bread and Wineの屋台で買ったプラムケーキをぱくついていた。
会場にはBlurも来てたらしいが、発見できず。
私はトイレットペーパーアートなるものを購入。ほんとは1枚50ペンスなのに、おつりがなくて2枚2ポンドで購入。計算めっちゃおかしいじゃん。写真は私のために作ってくれてるところ。
ローストしたてのコーヒーをすすりながら、アートとファッションとビジネスとゲーム理論について好き勝手に語り始め、ついでに思いついてSaatchi Galleryに向かうもTubeが工事で閉鎖されていてだいぶ回り道をしてやっと到着、さらについでに南下してVivienne Westwoodの聖地King's Road 430番地も詣でてみたが、残念ながら定休日(このあたりは日曜定休のブティックが多い)。
Saatch Galleryで2011年10月16日まで開催中のNew Scalpture展。今注目の20人の作家の作品を展示。
お目当てはBerlinde De BrayckereとDavid Batchelor。
作品に馬を使うって反則だと思う、と語りだす友人。美術作品に向かい合った人が何にどう反応するかを観察するのが、私の美術鑑賞の楽しみのひとつ。意外な発見があったりして、考えさせられることが多々あり。
話はBrick Laneに戻る。
名物はベーグル!同じようなお店が2軒並んでいるのでいつも迷うけど、よくガイドブックに載ってるのは黄色じゃない方。
たくさんのメニューの中でぎっしりお肉が詰まった「コールドビーフサンド」が有名だけど、サーモン&クリームチーズも捨てがたい。
もうひとつ迷うのはバングラデシュ街にて。
「Best restaurant」とか「○○賞にノミネート」とかいう看板ばっかりな上、新宿よりも呼び込みが激しいので迷うけど、ここは呼び込みを振りきって、何の割引もおまけもしてくれないShampanへ。
おすすめはThali(タリ)。カレー、ライス、ナン、一品料理、付け合せ等がひとつのプレートになった盛りだくさんプレート!
Brick Laneの南の終点はWhitechapel Gallery。ギャラリーもよいのですが、ここのブラウニーはロンドン一だと思う。
ギャラリーが閉まったら、近所のTescoでビールを買ってTayyabsにインディアンを食べに行こう(予約必須)。ロンドン一安くておいしい(もちろんBrick Laneのレストランよりも)。
Whitechapelはインディアン・バングラデシュ街として有名で、インディアンマーケットがあったり、イスラム教の人向けにハラルミート(イスラム教の教義に則って調理された肉)を使ったケンタッキーがあったりします。(だから、イスラム教徒の友達を連れてくると「ついにケンタッキーが食べられる!!」と感激されることがある。)
最後にひとつだけ。治安はあんまりよくないので、気をつけましょう。
それから、オリンピックに向けて公共交通機関の工事をあちこちでしてますので、Transport for London(乗換案内ロンドンバージョン)で確認するとよいでしょう。
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