2010年10月29日金曜日

深夜の大傑作

友人から、ハローウィンパーティーがあるから何か衣装になりそうなものはないか、という相談を受けたのが昨日。
ちょうど半年前に、他の友人の仮装を手伝ったことがあるので、そのとき使った着物と忍者の衣装を貸すことになった。
着物はちゃんとしたやつだけど、ポリエステルの洗えるやつなのでパーティーでも安心。
おはしよりにしつけをかけて、さっと羽織るだけで着れるようにアレンジ。
これにショールを帯代わりに巻けば、着流し風。一丁上がり。

忍者は、サルエルパンツに黒の長袖Tシャツ、折り紙の手裏剣、そして頭巾。
この頭巾は余り切れで作った力作!
なかなかうまくできたので、隣の部屋のフラットメイトにお披露目しに行ったら、「やっぱ刀ほしくない?」と指摘され、ひらめいた!
あれがある!カメラの一脚!
たまたまあったリボンでたすきがけ風にすれば完璧。
ぞうりも、昨今流行のグラディエーターサンダルがぴったり!
そしてできた↓



うしろ姿↓


深夜3時、28歳になったばかりの女子2人で撮影大会。
明日、ちゃんとこの衣装着てくれるかなあ。

2010年10月26日火曜日

今年最初の鍋パーティー

中学生の時、先に試写会で見ていた親に「あれはまだお前には早いから観るな」と言われていたので夜中にこっそり見たディカプリオ主演の「太陽と月に背いて」。
強烈な印象を残したのが、ディカプリオの怖いくらいの美しさと、水色の燃えるお酒。
そのお酒が飲みたくて、父に聞いてみたけどもう禁止されたとのこと。

それが先週、友達の家での鍋パーティーにて、彼女が戸棚から出してきたのがそのお酒、アブサンだった。
記憶のでは水色だったけど、それはエメラルド色だった。
こないだテキーラでつぶれて皆さんにご迷惑をかけた前科があるので、今回は一杯だけ。
アルコール度72%の表示とは裏腹に、すっきりして爽やかでおいしい!
メキシコ人のテキーラを思い出す。
ということは、一番危険な類のお酒だ、これ。。。




鍋やら煮物やら、マスのハーブ焼やら、おいしい料理を作ってくれた友人。
優しいママみたいだけど、注いでるのは、ディカプリオ(ランボー)やヴェルレーヌを破滅させたお酒。

2010年10月21日木曜日

エマールのピアノコンサート

10月19日

今夜はPierre-Laurent Aimardのピアノのコンサート。
今年2回目のエマール。
世界最高級の音楽を、客席のど真ん中で、まどろみながら聴く幸せ。
休憩時間にはわかめおにぎり☆
ロンドンに来てから、こんなに幸せでいいのかなーっていう日々が1年半ずーっと続いている、という幸せ。

先週のオペラから始まって、12月半ばまで毎週オペラかコンサートか何かしらを予約済み。
再来週は、先ほど発表されたショパンコンクールの入賞者のお披露目コンサート。
ロシア人ユリアンナ・アブデーエワさんが優勝だそう。

2010年10月17日日曜日

リゴレットの夜



10月12日火曜日、久しぶりのオペラはRigoletto(リゴレット)。
サロメは脱がなかったくせに、ここでは最初からトップレスのおねえちゃん達や全裸の男女まで登場してびっくり。

リゴレット役のDmitri Hvorostovskyもよかったし、ジルダ役のPatrizia Ciofiもよかった。
休憩中にソファで隣だったおじさんが、「このPatriziaっていいよねー」と感動を共有しにきた。
全体的にレベルも高く、よい出来栄え。
だがしかし、問題がひとつ!
。。。イケメンで女ったらし役のMantua公爵が、ロバートの秋山似。。。
かわいいジルダが公爵に一目ぼれして、「ああ、超ハンサムなあのお方~」って歌うのに、それに応えて公爵が歌いだしたときにはちょっと会場から失笑がもれた(気がした?)
せっかくの恋人たちのアリア、ジルダだけを見つめて聴いてた。
気のせいか、キスシーンが必要以上に長く感じた。もうジルダを放してやってー!という気分。
隣にいた連れがこっちに寄ってきて、「あの公爵、ぶさいくだよね」とささやいた。。。
モテモテイケメン役なので、いろんな女性(時にはトップレス)と抱き合ったりキスしたり、役得だねえ、よかったねえと公演中ずっと心の中でつぶやいていた私。

2010年10月13日水曜日

さしいれ

親からクーリエとAera Bizが届いた。
ここ数ヶ月、クーリエの目次と父が気にいった記事数ページをスキャンして送って来ていて(勝手に始めた)、今回は他の郵便物のついで原本が届いた。
雑誌2冊分と同じ金額の送料がかかる。
昔から、私の宿題を手伝うのが好きだった親が、今もいい年した娘の勉強を手伝っている(つもり)。
私が経済学部に入ったときに、急に経済の本を読み出して、私が一般教養で哲学の講義をとれば、自分も哲学の本を買い、今は福井新聞のファッション関係の記事を切り抜きしている。
親が私のグーグルリーダー。
ありがとう。

さしいれ

親からクーリエとAera Bizが届いた。
ここ数ヶ月、クーリエの目次と父が気にいった記事数ページをスキャンして送って来ていて、今回は他の郵便物のついで原本が届いた。
雑誌2冊分と同じ金額の送料がかかる。
昔から、私の宿題を手伝うのが好きだった親が、今もいい年した娘の勉強を手伝っている(つもり)。
私が経済学部に入ったときに、急に経済の本を読み出して、私が一般教養で哲学の講義をとれば、自分も哲学の本を買い、今は福井新聞のファッション関係の記事を切り抜きしている。
親が私のグーグルリーダー。
ありがとう。

2010年10月10日日曜日

せきと鼻水の日々

怒涛のファッションウィークが終わり、ひきこもり生活2日目が終わろうとしている。
3日前から止まらない咳のせいで外出できない。
さっきから鼻水出てきたから、やっぱり風邪かも。。。
でも、のどと鼻以外は元気!

数えてみたら、3週間で61個のショーを見た。
携帯もつながらない山の中で、小川のせせらぎとかえるの合唱を聞きながら、2段ベッドの下の段で寝っころがりながら読んでいたファッション雑誌の世界に飛び込む日がまさか10年後に訪れるとは。。。
人生ってわからないもんだ。

記事にまとめながらショーを振り返って、ここだけの話、結局私のベストコレクションはAnn-Sophie Back。
億単位のお金のかかったオーケストラ付のショーでも、フロントローにセレブがたくさん並んだショーでもない。
Somerset Houseの小さな部屋で、40人足らずのお客さんの前で行われたサロンショー。
大きなガラス窓から差し込む朝の優しい日差し、シンプルで清清しいヘアメイク、モデルの真っ白な肌の上で光るシルバーのしずく、クリーンな白と黒、きちんと丁寧に仕立てられたドレス、美しいオブジェのような靴。
私をすっと引き込んだあの澄んだ空間が、忘れられない。




2010年10月6日水曜日

Fashion Weeks最終日前夜



3つのFashion Weeksをめぐる旅も明日(というか今日)で終わり。
今日中の締め切りを命令されてた記事を書き終えて、現在午前3時。
みんな寝静まって静かなパリの夜は、寝てしまうのがもったいないくらい。
だけど昨夜からのどが痛くてたまらないのでいい加減にしておこう。

ノンストップで走り続けて、あっという間の20日間。
結局今回もまたモンマルトルに行けなかったけど、アンジェリーナのモンブランもタルタルも2回ずつ食べたし、シャンパンも沢山飲んだのでよしとする。
もう一回モンブラン食べたいけど、明日は時間なさそうだし、ユーロスターの駅のハーゲンダッツとポールで我慢する。

今日は奇跡が起こってChanelのショーを観た。
早起きしてよかった☆

2010年10月4日月曜日

Fashion Weeks

結局時間がないままFashion Weeksが始まって、Paris Fashion Weekもあと3日を残すところとなりました。
とりあえず、昨日撮った記念の1枚。
London、Milan、Parisと計80くらいのコレクションを観ることになった。
ついに憧れのあの人にご対面!