2010年2月9日火曜日

Muhammad Yunus


なんと、憧れのMuhammad Yunusがうちのコースに来た!!
先週time tableで彼の名前を発見し、まさかと思ってコースディレクターにも確認したら、やっぱり本人だということが判明。
お姉さんがグラミングループで働いているというクラスメイトにも聞いてみたところ、なんと彼女がオーガナイズしたとのことだった。
Thank you, アニカ!!

そして、お昼に新しいプロジェクトのミーティングをしていたら、Dr.Yunusが数人を従えて玄関から入ってきた!!
そのままコースディレクターや他の講師とランチを始めた様子だったので、そのすぐ外のミーティングスペースで、彼らがランチするのをガラスドア越しに見ながら本を読みながら出待ちをしてみた。(結局Lecture直前まで出てこなかったけど)

講義の内容は既に本を読んでいたので全部知っている内容だったけど、生で見るDr.Yunusは背が低くて優しそうで、ふつうのおっちゃんだった。
質問にも熱心に答えてくれていた。

講義後、会議室を出て行く彼を、クラスメイトと二人で本とカメラを握り締めて追っかけた。
そして、念願のサインゲット!!
'I'm very happy to see you!!'と握手してもらって、サインしてもらって、名前を告げたら「日本人?日本のどこ?」と聞かれたので、'Obama city, the same name as American President!' と答えてみた。
2ショットも撮ってもらって超満足☆
コースディレクターも「Fantastic!」と嬉しそうだった。
しかし、他の誰もこんなことやってなかったのが不思議。
そもそもDr.Yunus自体を知らない人ばかりで、私が本を持っているのを見て驚いていたり、私の方がびっくりだよ!

他のクラスメイトにもまた「ミーハー」って言われたけど、でも私ちゃんと本読んだことあるし、UCLのランゲージセンターではグラミン銀行についてのエッセイまで書いたし!
2006年にノーベル平和賞受賞の記事を日経で読んで以来のファンだったのだ。
本当にマイクロファイナンスを大学院で勉強しようと思って調べたこともある。
会社を辞めるとき、上司にも「ファッションかマイクロファイナンスを勉強するつもりです」って辞めたし。
でも結局、貧しい人のための仕事に就いたとしても、オフでは贅沢のためのファッションを捨てられないと思って、そんな両立をしてもいいのかどうか自分の中で結論出せなかった。
マイクロファイナンスについても、本当に貧しい人に20%とか30%とかの金利でお金を貸すことが(悪徳業者よりも低金利とは言っても)、寄付や援助よりもいいのかわからない。
「ネクストマーケット」も読んだけど、本当にpoorest of the poorの中でビジネスしていいんだろうか。
でも、Dr.Yunusの言うように、いつか自分なりのやり方を見つけられるといい。

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