今日は大変な一日でした。
いつものように台湾からのスカイプで起こされ、ランチになってしまった朝ごはんを食べながらスカイプしていたところに一通のテキストが。。。
「宇多田ヒカルのコンサート、まだ興味ありますか?」!!
初ロンドンコンサートのチケットは発売後すぐSold Out、私が新聞で見たときにはすでに数日たっていた。
ネットでは100ポンドとかそれ以上で売ります、の広告が出ていた。
超ファンというわけではないけど、4曲くらいしか知らないけど、クラブより小さいくらいの会場でしかも20ポンドなら行きたかったなーとあきらめていたところ、昨日掲示板で定価で売ってくれるという奇特な人を発見し、メールしたのだ。
期待しないで待っていたのに、買えてしまった!!
会場は笑ってしまうくらい小さかったけど、宇多田はちゃんと来た。
いつものようにどさくさにまぎれて最前列に行く心積もりをしてたのに、日本人が半数以上の会場では、みんなおとなしくて後ろから突進してくる人もなく、それどころかノリノリで踊る人すらいなくて、みんなその場から動かず、私ものっぽで邪魔な若い兄ちゃん達の隙間から宇多田をのぞき見るしかなかった。
良く見ると、私でも知らない歌を欧米人の兄ちゃんがちゃんと日本語で口ずさんでいるので、許すことにした。
コンサートを楽しんで会場を出た後、一通のテキストが。
インターンシップ先のデザイナーからで、文末に「rip mcqueen」とあった。
これ、何だろねーと友達と話していたら、さらに別の友達からもう一通。
そこで私はMcQueenの訃報を知った。
その友達にあわてて電話して確認して、どうしていいかわからず、どうしようもないことを知りつつ、そのまま歩いて彼のオフィスに行った。
ガラス張りになっているところはすべて白い板で覆われ、ドアに「親族達のことを考えて、マスコミ等はご遠慮下さい」という趣旨の張り紙がしてあった。
やっぱりどうすることもできなくて、自宅もどこかわかったけど、だからといってどうすることもできないのでバスでセンターに出て、パブでワインを飲んで、そして帰った。
こんな日って、あるのだ。
彼がいたから私は今ここにいるのに。
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