2010年5月31日月曜日

サッカーとジャズ

今日は昼12時半に家を出て、深夜2時帰宅。

まず、友達とパブで日本VSイングランドのサッカー親善試合を観戦。
途中おなかがすいたので、ハーフタイムに中華街へ肉まんを買いに行った。
皮がぶあつくて味がちょっと薄いけど、なつかしい味。
試合結果は残念だったけど、イングランドも決してよくなかった。

その後、ハーゲンダッツでアイスを食べてから、ビールを持ってセントジェームズパーク。
風があってちょっと肌寒かったけど、天気がよくていい気持ち。
メープルの綿毛付き種が今年もまた舞い出した。
寒いしおなかもすいたしということで、またパブへ移動してディナー。
今夜はイギリス名物のぐるぐる巻きのソーセージ。
この時期、朝3時くらいから明るくなり始めて、夜8時でもまだ明るくて、夜10時になってもまだ真っ暗にはならない。

さらに、友達たちをパブに残して私だけSouthbankにむかったのが夜10時。
今週末、Nigel Kennedy's Polish Weekendというイベントをやっていて、毎晩夜10時からQueen Elizabeth Hallのホワイエがジャズバーになる。
ポテチを食べながら、£5で聞く奇才バイオリニストのジャズ。
ステージに上がる前のKennedyを発見してツーショットも撮ってもらった。
ファンひとりひとりのサインに応じ、こぶしをつき合せて挨拶していた超いい人。
セッションの途中、ステージ上からアシスタントに向かってで何かを必死に合図する彼。
やっと届いたリュックから出てきたのは、タバコ!?
そのまま他のパートが演奏する前でタバコに火をつけて、そして吸い出した。
だがここはロンドン、公共施設内の喫煙は禁止。。。といういことで係員のおねえさんがすぐとんできた。
ちょっとだけ反抗して、でもあきらめて外へタバコを吸いに行ってしまったKennedyを、我々観客は拍手で送り出したのだった。
演奏中ずっとビールを飲み続け、ご機嫌だった彼の演奏は、さすがの気迫と貫禄でお見事でした。

2010年5月28日金曜日

McQueenと束芋デー

本日も朝から大忙し。
10時起床で2月に亡くなったAlexander McQueenのサンプルセールへ。
去年寒空の下2時間並んだ経験から、今回は初日の開店1時間前の11時に会場に到着。
でもなぜかすでにオープンしていて15分くらいで会場に入れた。
ロンドンでは、バーゲンシーズンも初日から半額になったりして楽しいけど、こういうファミリーセールみたいなさらに破格なセールがたくさんあって、一度メーリス登録しておくとしょっちゅうお知らせが来て困る。
ビクトリアンな建物の中の一室に、まるで田舎のスーパーの服売り場みたいにならべられたゴージャスなドレス達。
中でも見ていて楽しいのが、ショーピースそのものかのようなロングドレスのコーナーで、私の身長よりはるかに長いドレスが総シルク、総刺繍なのに£500だったりする。
エマが着てそうなエンパイアシルエットの、草花と蝶々が転写プリントされた白のドレス。
McQueenのドレスで結婚式するのが夢だった私、この機会を逃したらもうその夢は叶わないと思って思い切って試着してみたけど、やっぱり大きすぎて断念。
サンプルセールだからほとんどがモデル体系に合わせてあるのでLサイズ以上で、ロングドレスなんかはドレスのウエストが私のおしりの下に来る。

その後、インテリアを勉強している友達とそのクラスメイトと合流してClerkenwell Design Weekを見てまわり、関係者のふりして展示会でサンドイッチをつまみ、Vitraで話題(らしい)Chairlessという不思議な家具(?)やイームズの象に乗って遊んでから、Angel方面へ移動。

Victoria Miloの隣のParasolo Unitで日本人アーティストの束芋の展覧会が開かれている。
束芋初めて見たのは2001年の横浜トリエンナーレ。
最も成功している若手日本人アーティストのひとり。
その後Regent's Parkの大和財団で束芋のトークショーがあった。
束芋は小さくてかわいらしくて、真面目でやさしい人。
話のひとつひとつが飾らない素直な印象。

友達と夕飯食べて帰宅した瞬間就寝、そして起きてもうすぐ朝だ。。。
さっきネットでまたおもしろそうなイベントを見つけてしまったけど、来月も忙しいのでスケジュール帳とにらめっこしている。
ロンドンにはおもしろいことがたくさんあって、しかも街のが小さいので気軽に行けてしまう。
嬉しいけどヘトヘトだ。

2010年5月24日月曜日

へとへとな週末

今、日曜の夜中、2時半。今週もやっと終わった。
今週末は特にへとへと。

金曜、朝からニュース配信の会社のバイトの面接でCanada Waterへ。
新しく開発されているテムズ川沿いの地域、うちからもTubeで30分で着けるし、新しくて安いフラットも多いけど、住宅とショッピングセンターしかないので楽しくないなあ。

その後インターンシップ。
バスを2回間違えて結局2時間もバスにゆられてやっと到着。
天気がよかったので、外(といってもマンションの廊下)にテーブルを出して、モッツァレラの乗ったたっぷり野菜のサラダとバケットで優雅なランチ。
このデザイナーのあやさんが作るランチが目的で、せっせと通っている私。
話し込みすぎて8時にスタジオを出て家路を急ぐ。
というのは、Sexy Dress着用のパーティーらしきものに女友達だけで行く約束をしていたから。

ちょっと休みたかったのに、ご飯食べて着替えてたらすぐに約束の時間に。
クラッチバッグをしっかり抱えて10時半にMayfair到着。
クラブのエントランスにて、IDを見せろと言われて私が見せたのは国際学生証。
黒人のおっちゃんはそれを見て「これはIDにならない。。。」
やばいと思ったその次の瞬間、おっちゃんは隣の同僚のおっちゃんにつぶやいた。
「She doesn't need an ID...」
え??それって。。。若く見えないってことじゃん!!!
他の友達らはしっかりIDチェックされ(同い年の子も2人いたのに)、私ひとりうちひしがれながらクラブに入った。
ロンドンでは、意外と若く見られない。ロンドンに来て一番意外で心外だったこと。

土曜日コンテンポラリーバレエを見に行く予定だったので、他の友達より一足お先に1時半に帰宅。
したのに昼12時からの公演に間に合わず、一幕目終わった頃にオペラハウスに到着。
そして2幕目爆睡。コンテンポラリーだったけど、ロイヤルバレエではもうすでに公演14回目とかでそれほど衝撃的でもなかったから?
3幕目はクラシックなミニスカートのチュチュのバレリーナがたくさんでてきて、私の好きなタマラちゃんも登場。
典型的なステップとポーズがたくさん組み合わさって、正確なソルフェージュを見ている気分。
今日も暑くなったせいで、カラフルなサンドレスのお客さんがたくさんいて楽しい。
演目はChroma、 Tryst、 Symphony in C

日曜はクラシックコンサート。
同じコースの1学年上の先輩とBrick Laneでご飯をたべてPubでビールを飲んで、友達とBarbican Centreへ。
日曜の夜なのと、プログラムがコンテンポラリー、モーツァルトのピアノコンチェルト、スークの交響曲ということで、半分くらいしかお客さんがいなかった。
最安7ポンドの席だったけど、高い席へ余裕で移動。
同い年の作曲家の変わったコンテンポラリーに続いて、Aimardの正確な控えめな上品なモーツァルト。
休憩の後はスークが師匠のドボルザークと最愛の奥さんに捧げた、大規模なオーケストラによる、5楽章に及ぶ壮大な交響曲。
休憩時間に寝ておいてよかった。。。でも、おもしろい曲だったので楽しかった。

夏のフェスの予約も完了したし、明日遅刻しないようにもう寝ます。

2010年5月19日水曜日

ファッションとフラット

今日は凹むこともあったけど、いいこともあった。

クラスメイトのアメリカ人のおねえさんが、講義の後ちょっと渡したいものがあるというのでついていったら、ビーズの刺繍の入ったフレアスカートをくれた。
「いつもかわいい服着てるあなたに着てほしくて」って渡してくれた。

ロンドンの人達は服とかアクセサリーとか靴とかよく誉めあう。
この間市役所で会ったおねえさんには、パンクなチェックのパンツをほめられて、買った店まで聞かれた。
Tubeの中ではゴールドのドクターマーチンをほめられた。
ちょっと派手目なものとかかわいいものを身につけると、すぐ誰かがほめてくれるのでHappyになれる街。

先月、深夜の繁華街を白黒ストライプのワンピで歩いていたら、知らないおにいさんが声をかけてきた。
無視して通り過ぎようとしたら、「I like your dress!」と彼は言った。
そして続いて「Because it's like my country's national flag!!」とニコニコしている。
これには思わず立ち止まって、にっこり「Thank you」と答えておいた。
おにいさん、アルゼンチン出身??
今日の私はどっちかっていうとレフェリーじゃない??
ワールドカップはもうすぐだ。

凹んだのは、フラット募集の広告に電話したらもう売り切れで冷たくあしらわれたこと。
でも、深夜バイト帰りに近所のインド料理屋に「シングルルームあります」の張り紙を見つけた。
写メとってたら、近くでタバコを吸ってたおにいさんが近づいてきて、「ボスが今いるから、部屋のこと聞けるよ」とのこと。
「家賃いくら?」という私の質問には答えずに、「とりあえず部屋を見てみろ」と言うボスにおそるおそるついて行った。
そして、深夜、ロンドン、怪しいインド料理屋の地下へと連れて行かれた私。。。
白い扉のむこうは真っ白な広々としたスタジオ(ワンルーム)。
キッチンと、バスルームもついている。
「家賃いくら?」ってまた聞いたら、ボスは「いくら出す?」とのこと。
え?言い値?と思って週£90を提示したら、安すぎると首をふったが、完全にお払い箱じゃなさそうだったので、今この近所で£90で住んでるし最高£100しか出せない、と言ったら、後で電話すると言われた。
この立地で£100ならかなりお買い得だけどなー。
ロンドンでの家探しは大変だ。
フラット出るのに後に住む人探さないといけないし、いい物件はなかなかなかったり、そもそもインフラがちゃんとしてないから新しい家でも欠陥だらけだったり。。。
こればっかりは運だし、特に急いで引っ越す必要もないので、だらだらと常にフラットを探している。

2010年5月18日火曜日

Party Nights!!

先週末は3夜連続Party Night。
最終日土曜日の夜、死にそうになりながらタクシーで帰宅。
だから今禁酒中。。。

木曜夜。。。
うちのコースディレクターと、他のデザインの学部のコーディネーターと学生がDJやるイベントがOld StreetのPubであった。
本当はクラスメイトの女の子もDJやるはずだったのに、火山による空港閉鎖でその子がリスボン旅行から帰って来れず、だったら行かなくていいやと思って家でごはんを食べていた。
でも、11時半頃、タイ人のクラスメイトから電話がかかってきてやっぱり行くことに。
Pubは大学のデザインのマスターコースの学生でいっぱいだったけど、DJは特に存在価値なしって感じのたあだのBGMになりさがっていた。
こんなことはいいから、ちゃんとコースコーディネートしてくれよ。。。
ビール1パイント飲んでチキン食べながらさっさと帰宅。

金曜夜。。。
今日はクラスメイトの誕生日。
服作りのインターンを早めに終わってまずはチャイナタウンへ。
この日のために予約しておいたケーキ。
ずっと気になっていたけど、あまりにも原色すぎて今まで挑戦できずにいた。
思い切って頼んだのはショッキングピンクのケーキ、、、のはずが、受け取ったのはほぼ白で側面が黄色で色づけされたケーキ、、、
あれ?写真見て頼んだんですけどーーーと中国語で言えなかったので諦めておとなしく受け取る。
味は、昔の田舎のケーキって感じで、ちょっと甘めだったけどイギリスの激甘ほどではなく、スポンジもしっとりして、フルーツいっぱい!
おいしかったし、主賓も喜んでくれたのでよかった!!
飲茶で有名なレストランで飲茶じゃない中華料理を食べて、それからSketchのバーへ。
ここも私がずっと行きたかったとこ!
内装超おしゃれで、ロンドンなのにこんなすごいなんて(!)と感激。
なのにお酒はパブと同じくらい。
ここのトイレは本当に必見だった。
その後うちのフラットで飲んで空が明るみ始めた5時半解散。

土曜夜。。。
テートモダンの10周年記念の学園祭のようなイベントに行ってから、メキシコ人のクラスメイトのフラットへ。
そこで出てきたのは、彼のとっておきのテキーラだった!!
テキーラ、実は初めてだったのに、とっても飲みやすくて、香りがよくて、コップで飲めちゃうんじゃない?ってほどだった。
そして、彼が特別に見せてくれたのが、「本当は誰ともシェアしたくない」という秘蔵テキーラ。
今回特別に1ショットずつだけくれた、これがまた超おいしい!!
5ショットまでは覚えているけど、その後不明。10ショットは飲んでないはず。
ちょっと楽しくなったので、本当はここで帰るはずだったのに、そのままSCARAへ移動。
チケット£15だっだけど、もうどうでもよくなっているのでそのまま払って入場。
そしてそのままトイレへ直行。。。
クラスメイトの呼ぶ声で目を覚まし、なんとか外へ出て、そのままタクシーに乗って帰宅。
ロンドンのタクシーは通りの名前を言うだけでちゃんと着く、素敵。
「病院行く?」というドライバーにありがとうを言って命からがら帰宅。
体内を逆流するテキーラを感じながら、死にそうになりながらも「さっき飲んだこのテキーラ、ほんとおいしかったな~」とまたしみじみ感動していた私。
どんなにつらくっても、水飲んで時間が過ぎれば大丈夫ってわかってるから反省できないしーー。
ただ、その都度ご迷惑おかけしてる皆様にはごめんなさい。。。

2010年5月6日木曜日

The Royal Ballet

4月はパスカル・ロジェのコンサート、5月はロイヤルオペラのフィガロの結婚しか予約してないことに気づき、昨日エッセイが完成した後オペラハウスでロイヤルバレエのコンテンポラリーバレエを3つ予約した。
しめて23£!!これだからロンドンはやめられない!!

今夜の演目はElectric Counterpoint, Asphodel Meadows(World premiere),Carmen.
Carmenを楽しみにしていたが、一番よかったのはElectric Counterpoint.
背景の映像がかっちょよく、ダンスとのコラボレーションが絶妙な美しさ。
このElectric Counterpointという曲は、ハウスやテクノのご先祖様みたいな人(Steven Reich)の有名な曲らしい。
CarmenはなんともへんてこなCarmenで、バレリーナがほえる(喧嘩してるシーン)のを初めてみた。
奇妙な振り付けを、驚くべき身体能力のバレリーナが踊るとこんなに美しくなるのか、と関心。
Carmen役のTamara Rojoちゃんがとってもキュートな上に天才で、とりこになりました。

去年もいくつかコンテンポラリーダンスを見た。
せっかく1000円以下で見られるのだから、たくさん見て勉強しようと思ったから。
でも、あまりにもいろいろな種類のダンスがありすぎて、見れば見るほどだだっ広い世界であることに気づいた。

ロイヤルバレエのコンテンポラリーダンスが好きなのは、ダンサーがダンサーとしての基礎をきちんと身に着けていること。
姿勢、動作ひとつひとつが完璧で美しい。
コンセプトに頼らないダンス、でも、最高の身体能力があってこそ最大限に表現されるコンセプト。
バレエくささが抜けないところもあるけど、作品の完成度はさすがのロイヤルバレエ。

2010年5月3日月曜日

エッセイ終盤

今、10000ワードのエッセイを書いている途中。
夜10時半、コーヒーも飲んでさあ、という時なのにブログを書き始めてしまった私。。。

3ヶ月におよぶプロジェクト。最初はめんどくさくてしょうがなかったプロジェクトが、終わりに近づくにつれてだんだん楽しみがわかってきた。
ビジネスプランを考えるなんて、実際にビジネスやるわけでもないし、どうせたいしたプランもできないのわかってるし、机上の空論すぎてちゃんちゃらおかしいいね、って思ってきたけれど、
5つのプロジェクトをこなすなかで、頭ではわかっていたビジネス論がちょっとずつちゃんと身について気がする。
プランを組み立てていく過程が自然にどんどん頭に浮かんでくる。
使いこなせなかったマインドマップの便利さも理解できた。
外国人の友達はマインドマップが大好きだから使っていただけだったけど、彼らが書き散らかしためちゃくちゃマインドマップを整理するうちに、ちゃんと意味のあるマインドマップが書けるようになった。
毎日長時間に及ぶミーティングで、マインドマップは私のたどたどしい英語を助けてくれたし、私の書いたマインドマップを元にストラテジーを組み立てることになったので、ミーティングにもちゃんとついていけた。

そして今、半年前はあまり興味がなかった'ビジネス’について、ちょっと興味を持ち始めている。

2010年5月1日土曜日

ロンドンで髪を切る

ロンドンに住む日本人にとって、ロンドンで髪を切ることはちょっとした冒険らしい。
だから、日本に帰ったときに行き着けの美容院で切ったりする。
でも、せっかくロンドンに留学したのにつまんない!!
私はロンドンカットに挑戦する!!と決めたものの、美容院代をけちったのと、ロングヘアのアレンジが楽しかったので結局1年間前髪以外放置していた。
1年間ロンドンの乾燥にさらされ、私の髪は人生最大のダメージを受け、さらにプロジェクトとエッセイのストレスにより、どうしても髪を切ってリフレッシュしたくなった私は、ついに先週美容院の予約をした。

そこはVidal Sassoon。あの、サスーンカットの、ショートカットの友人がとってもきれいな刈り上げにされてしまったサスーン。
といっても、私が予約したのはサスーンアカデミー。
そこの学生のカットモデルということでやってもらえば、学割5ポンドで髪を切ってもらえるとクラスメイトに聞いて、2人のクラスメイトのヘアスタイルがまずまずだったので私もやってもらうことにした。
カットモデルといっても、自分のなりたいスタイルを指定できるということだったので、雑誌から、無茶承知でプラチナブロンドのミュージシャンの写真を持っていった。

受付で5ポンド払って教室(みたいなところ)へ。
そこにはサロン台が並んで学生が待っている。
私の担当になったのは、健康なときのミーシャ・バートンみたいな超キュートなおねえちゃん。
スタイル抜群で胸の谷間がまぶしい☆
ロンドン出身で、大学でビジネスを勉強して社会に出たけど、美容師になりたくて学校に入学して半年たったらしい。
鏡に並んだ私とおねえちゃんの2ショットに愕然とする私。
「髪質とか違うのはわかってるけど、長さとかこんな感じ」と言い訳しながら切抜きを見せ、どういう髪型にするか相談して、まず先生を待つ。
先生が来て、3人でもう一度スタイルの確認をして、そしてシャンプー台へ。
おそるおそるって感じの手つきでとっても優しくシャンプーされ、さらにゆるゆるにタオルを巻かれて、タオルが落ちないように気をつけながら席に戻る。
タオルドライはそこそに、毛先から水がしたたるのも気にせず、濡れ髪にプラスチックのコームは危険!という私の心の叫びも無視して、おねえちゃんは丹念に豪快に時に頭皮をひっかくように梳かしつけた。
ブロッキングして、カット開始。
おねえちゃんはちょっとずつ、ちょっとずつ、ゆっくりゆっくり切っていく。
サスーンなのにドライカットじゃないのね。
長さが整ったところで、次は全体にレイヤーを入れる。
先生が来て、レイヤーの入れ方を指導(もしや初めて?)
レイヤーも豪快に入れてみて、いったんできたっぽいので先生に見せたら、評価はよかったみたい。
またまた豪快にブラシで頭皮やら耳を引っ掻きながらドライヤーをかけ、次は前髪。
先生がまた登場し、3人で前髪の分量やら長さをチェックし、まず先生が前髪の真ん中をさくっと切った。
おねえちゃんはそれに合わせて切り進む。
サスーン!!って感じの、とってもシャープに、でもまあるく切りそろえられた私の前髪!!
よく見ると、ちょっと右と左でまがる角度が違ってみてたけど、これ以上切られるのを恐れてOKを出した私。
チークブラシで顔についた毛をとってくれたおねえちゃんだったが、化粧まで落ちそうなくらい顔をガシガシブラッシングしてくれた。
最後に写真撮影。ついでにおねえちゃんとの2ショットも撮ってもらって、先生からもOKをもらって終了。
全3時間。
帰り際にトリートメントをすすめられ、これもおねえちゃんの成績になるなら、ということでお買い上げ。
ディスカウントもしてたし。
何よりも、真剣にがんばってくれたおねえちゃんがかわいかったのだ。
髪型はともかく。

私は不思議なアジア人みたいな髪型になってしまったけど、周りのショートカットのおばちゃんたちは概ねいい感じの普通な仕上がりだった。
細かいカットは先生がちょいちょいってやってたし。

その後Tubeで、なぜかおばちゃん達とよく目が合って微笑まれた気がする。
でも、学校に着く前には、なんか変わってる感じでいいかも、と思うようになっていた。
Skypeごしに私の髪型をみた台湾人の彼は、「えっとー。。。ちょっとーー。。。」と覚えたての日本語でコメントに困っていたけれど。。。

クラスメイトの評判はなかなかよいかんじ。みんな優しい気遣い屋さんだからね。
「I look similar to Japanese ghost!」って教えてあげた。(この髪型、トイレの花子さんみたいだから)

次はカラーリングしてみたいな。